Winter 2018

Meyer Lemon(マイヤーレモン)

庭に大きなリンゴやオレンジの木があって、その下で昼寝したり木登りしたり・・・・
そういう”海外あるある”に憧れながらも、ずっと自分には縁のない話だと思っていました。

ところが昨春、家を購入することにして見に来たこの家にはありました、前庭の片隅にひっそりと植えられた私の背丈ほどのレモンの木が!昼寝も木登りも出来ない植木のような小さな木ですが、心惹かれたのを覚えています。

とは言えベイエリアは不動産の異常な高騰が続く全米一の競争激化エリアで、人気の物件には10件以上の入札が入ることもザラです。
私たちもエージェントの勧めで、どれだけ自分たちがこの物件を気に入っているか売り手にラブレターを書いてアピールしましたが、手紙の最後に、”レモンツリーのある家に住むのが長年の夢でした、どうかその夢を叶えさせてください”と、訴えかけたりもして、その甲斐あってか?幸運にも買うことができて今に至ります。

前置きが長くなりましたが、そんな夢のレモンツリーが今まさに収穫のピークを迎えています。

 

前オーナーが育ててくれたこの木、カリフォルニアの特産とも言うべく”マイヤーレモン”という品種で、オレンジとの交配種ゆえ酸味はマイルドで、甘みが強いのが特徴です。オレンジ色がかっていてコロンと丸み帯びた可愛らしい形をしています。

注:カゴの下の小さな緑色のはインドネシア出身のお隣さんの庭で取れたタイのレモンですw

元々は中国からカリフォルニアに伝わったもので、アリス・ウォータースやマーサ・スチュワートなどのカリスマたちが絶賛するようになって人気を博し、今では州外でも栽培されているそうです。

どこかで「生育地:”カリフォルニアの裏庭”」と真面目に記されているのには思わず笑いましたが、それくらいこの辺の庭ではよく見かけるお馴染みの植木です。
カリフォルニアが誇る農産物は数多あれど、市場に出回る数や品質、希少価値という意味でいうと、もしかしたらマイヤーレモンはその筆頭かもしれません。

それにしても、ついついそのありがたみを忘れてしまう(知らない?)住人もいるようで、斜め前のお宅のは観賞用なのかぞんざいな扱い・・・。ボタボタ地面に落ちてダメになっていたりするのを見ると、勿体ないな、、と思いつつ、いざ自宅に木があると、なかなか使いきるのもそれはそれで大変なのもわかってきました。

フルーティーな果汁も、花のような香りのアロマも本当に素晴らしく、一度これを味わったら普通のレモンに戻れないかも・・・と思うくらいなのですが、何しろ1回に収穫できる量が・・・・大きなカゴいっぱいに30個、40個・・・・(汗)
友達にお裾分けしてもまだまだあるし、隣のおばちゃんは「うちもレモン捨てるほどあるからノー・サンキュー」って、やっぱり扱いは超ザツ。。。ネクストドアなどの街の掲示板みたいなご近所アプリ(というのがあるのですが)には、”レモン欲しい人は、どうぞご自由に取っててね”という書き込みを度々見かけたり。みなさん使い切るのに苦労している様子です。

しかしながら前回ご紹介しましたが 無類の柑橘好きとしては1個たりとも無駄にはしたくない、できない、美味しくて希少となれば尚のこと。しかも安全、無農薬の国産、いや、Made in 我が家のレモン、皮まで大事に使い切りたいわけです。

そして、調べていくうちに、レモンは身体に嬉しい効果がたくさんあることもわかりました。
ビタミンCは柑橘類の中でもナンバー1で、美肌効果や風邪の予防も期待できます。果汁に含まれるクエン酸は疲労回復に効果的だし、皮には血圧を下げたり、脂肪の吸収を抑えてくれる成分も豊富。その上、アロマの香りには脳にも良い癒し効能があるそうです・・・・となれば、これはもう毎日でも使いたい!
というより、使わないでダメにしてしまうのは嫌なので、毎日どうやって使おうかとそればかり考えています。

これまでもレモン使いのお菓子などはよく作っていたので10くらいはパッと思いつくのですが、でも、それくらいではとてもこの量をさばき切れそうもありません。

同じものを繰り返し作るのもいいし、冷凍や塩レモン、オイル、ジャムやピールなど保存が効く必殺技もいいけれど、これもレパートリーを広げるいい機会と思うことにして、専らレモンを使った新メニューに挑戦する日々です。(こういうところがムダに目標を課す体育会出身だな、と自分でも思うのですが・・・・)

冷蔵庫や庭の木で出番を心待ちにスタンバイしている子たちのためにも、レモン100本ノック打ち続けるぞー!

ちなみにシーズンは5月まで続きます。先は長い・・・

*  好きなレモンの使い方 こちらのページでレシピをご紹介
*  好きなレモンの使い方10   Instagramも随時更新中

Leave a Reply

%d bloggers like this: